今日は症例紹介です。
50代男性 農業をされている
・仕事を終えて帰ろうと立ち上がったところ、目眩と吐き気を感じた
・車に乗り込む頃には吐き気が酷くなり、寒気もしてきた
・運転が出来るか不安になったが、座っていると落ち着いてきたのでそのまま運転して帰宅できた
・車から降りるとすぐに強烈な吐き気とめまいがして、トイレに駆け込む
・吐いた物は直前に飲んだお茶だけ
・横になっていれば大丈夫だが、少しでも起き上がると吐きそうになる
・ここ1週間くらい、耳の閉塞感を感じており、ティッシュソルトのSil.6Xを朝晩食前に2粒とっていた
以上が相談時の状態です。
症状はメニエール病の初期に酷似しています。
この頃は短い梅雨が明けたと思ったら強烈な暑さが1週間続き、またすぐ梅雨のようなじめじめした天気が続いていました。
その他の情報としては
・動くと悪化する
・この日はたくさん汗をかいた
これらを考慮して、症状に一番合っていると思われるBry.(ブライオニア)30Cを4粒、コップ半分くらいの水に溶かして30分おきにスプーンでかき混ぜて1さじとってもらいました。
4回ほどとってもお風呂に入ることはできたが、気分的にはそれほど改善が無いとのことだった。
もう一度症状を確認して、吐き気はどんな感じなのか詳しく聞いたところ
「船酔いにそっくり」
と表現されたので、それだ!と思いCocc.30Cを1粒とってもらった。
Cocc.をとってすぐに眠ってしまい、2時間ほど熟睡して目を覚まし、もう一度Cocc.30Cをとって就寝したとのことだった。
翌日
・めまいも吐き気も無し
・体のだるさが残っている
・耳の塞がった感じが残っている
↓
Cocc.30Cを朝昼夜の3回とってもらった
その後目眩と吐き気は起きなかったので、Coccu.はここで止めて様子を見てもらいました。
この後1週間ほど、
・Sil.6Xを朝食前に1粒と
・Nat-s.12Xを朝と夜の食前に2粒
でとってもらいました。
3日ほどでだるさが無くなり、その後耳の閉塞感もいつのまにか無くなっていたとのことでした。
解説です
今回Bry.30Cは多少合っていた(全く動けなかったのがお風呂には入れました)が、本人の感覚として改善した感じが無かったので、「船酔いみたい」というキーワードからCocc.30Cに変えたところ、一気に改善しました。
症状を詳しく聞き取るということの大事さを実感したケースでした。
【Cocc.(コキュラス)アオツヅラフジ】
・車酔い、船酔いの代表レメディー
・看病や、夜更かしが続いた事からの症状に
・頭を支えたり立ったりする力が無い、あるいは話す力さえない
・めまい:吐き気を伴う・動悸を伴う
・耳が詰まったように感じる(右)
・あらゆる飲食物への嫌悪
・吐き気:頭に上がってくる・頭で感じる
・むかつき・嘔吐:多量の唾液の流出を伴う・頭痛と腸の痛みを伴う
【ティッシュソルト Nat-s.(ナットソーファー)硫酸ナトリウム】
・浮腫に良い。体内の余分な水分を腎臓に送ってくれる
・細胞から過剰な水分を排泄、同時に体液に含まれる毒素も排泄する作用
・肝臓と膵臓の機能維持に
・じとじとした湿気の多い天候で常に悪化
基本キットなどに入っているレメディー(30Cや200Cのもの)と、ティッシュソルト(6X・9X・12X)は使い方もけっこう違います。
レメディーは症状に向けて使い、症状に変化がおこるか、症状が無くなればレメディーはすぐに止めます。
ティッシュソルトも、急性症状に使う時は症状に合わせて使い、症状が無くなれば止めますが、慢性的な症状に向けて使う時はある程度の量をある程度の期間続けてとるという使い方もします。
ティッシュソルトの使い方が知りたい方は講座も開催していますので、お気軽にご参加下さいね。

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