【平等と公平の間で】
毎週水曜日朝は、1時間だけ
小学校に学習ボランティアに行っている
今日は4年生の算数に入らせてもらった
小数点の計算。理解力の差が出るところです
学校って平等と公平のバランスを常にとる必要のある場所だから
先生は半分くらい分かってない子が居るな、と判断して
わざと間違ってる方の答えがあってるんじゃない?と、子供達に問いかける
解っている子は焦れてハイ!ハイ!と手を挙げ続ける
1人の男の子がこっそり私に呟いた
「先生は、みんなに解らせようとしてわざと間違えてるんだよ、だけどちょっと長いよね」
しょうがないなぁという顔に彼の優しさが表現されていた
なんという推理力!
そして言い方が優しい!
いつも行く前はちょっと億劫な気持ちも有るんだけど
帰る頃にはすっかり元気をもらっている
ああ、楽しかった
公務員や先生は
公平と平等のバランスを取ろうと頑張ってる人でもある
私も公務員時代はこれについてよく考えていた
完璧には絶対出来ないけど、より完璧なバランスを目指していると思う
あの推理力のある子みたいに
暖かい目でみていて欲しい
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