昨年秋に亡くなった私の祖母
104歳
岐阜県中津川市で4番目の長寿者だったとか
上には上がいらっしゃるのだ
祖母は数年前に脳出血になってから
だんだんと近い記憶が残らなくなっていった
嫁であるうちの母が一番頼りだった
母が見えなくなるとすぐに
お母さんは何処に行った?
と何度も聞くようになった
そんな祖母であるが
私がホメオパシーの講座をするために
中津川市に帰省した時
祖母が「今日は何で来た?」
と聞くので
「ホメオパシーっていう自然療法を教えに来たんだよ」
というと
「何、それは広めなあかんのか、頑張りなさい」
と、しっかりした口調で言うのでドキッとした。
広めなあかんという事が何も説明しないのに分かったのだ。
100歳にもなるとすごいね、
と、母と驚いたのだが
その後すぐに
「今日は何かあるの?」
あの一瞬の鋭さと
覚えられなさのギャップが凄かった
おばあちゃん、ホメオパシー広めなあかんで、頑張るわ
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