今回は実際のクライアントさんとのやりとりをご紹介いたします。
クライアント
『2歳の女の子です。急性相談をお願いします。子供が朝8時からおしっこをすると痛いのでおしっこを嫌がり、今20時ですが一度もおしっこが出ていません』
ホメオパス(私)
「おしっこをすると痛いのね。急性の膀胱炎や尿道炎の可能性がありますね。朝8時から夜8時まで、12時間くらい排尿も無いということなので、すぐに病院に行かれた方が良いと思いますよ」
クライアント
『病院に行っても、抗生物質を出されるだけなので行きたくないです』
ホメオパス
「ではレメディーをとってみて、それでも出ないようなら病院に行ってください。お手持ちのレメディーキットにある、Canth(カンサリス)30Cを1粒なめさせてあげてください。30分して出ないようならもう1粒。それでダメなら病院に行きましょう」
クライアント
『Canth30Cを1粒あげて、20分後にトイレに誘ったら、不思議そうな顔をしていましたが、おしっこたくさん出ました!ありがとうございます!』
ホメオパス
「おしっこ出ましたか、よかったね!色はどんな感じだった?」
クライアント
『黄色でした。変な色でもないし、痛がらないので今晩はこのまま様子を見ようと思います』
ホメオパス
「そうですか、明日朝のおしっこの様子で、おかしいようなら病院に行ってくださいね。とりあえず寝る前にもう1粒Canth30Cをあげておきましょう」
クライアント
『今朝もおしっこは普通に出ました。痛がることも無く、熱も有りません。このまま様子を見ようと思います』
レメディー解説
Cantharis(短縮して表記する場合 Canth)スペイン蝿
火傷の痛みと、膀胱炎の症状に効果があります
やけどのようなヒリヒリ感
排尿時や排尿後の痛み、残尿感など
ホメオパスは病名でなく、症状からレメディーを選びます。
ご家庭にレメディーを常備しておけば、病院に行くかどうか迷う時にも電話でホメオパスに症状を詳しく説明してレメディーを選んでもらうことができます。
お母さんはお子さんのちょっとした変化にも気が付くことが出来ます。
そのちょっとした変化が正しいレメディーを選ぶ手がかりになります。
最後までお読みいただきありがとうございます。

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