子どもが下痢をしたとき、「何をどう見ればいいの?」と迷うことってありますよね。
ホメオパシーでは、病名よりも「どんなふうに出ているか」を大切にします。
今回は、下痢のときに観察しておきたいポイントと、そこから選べるレメディの例をまとめました。
直前に何か変わったことが無かったか?
・食べ慣れないものを食べた、生ものを食べたなど:
Ars(アーセニカム)
・下痢になるまえに冷えたなら:
Acon(アコナイト)
Ars(アーセニカム)
Nux-v(ナックスボミカ)
直前に食べたものは何か?
・果物:Chin(チャイナ)
・油物:Puls(ポースティーラ)
・食べ過ぎから:Nux-v(ナックスボミカ)
・魚介類:Ars(アーセニカム)
便の色は?
・白っぽい(ウイルス感染に多い):Verat(バレチューム)
・水のような便で食べたものがそのまま出てきた:
Chin(チャイナ)
・血が混じる:Merc(マーキュリー)
匂いは?
・酸っぱい匂い(細菌感染に多い):Verat(バレチューム)
・生臭い(細菌感染に多い):Ars(アーセニカム)
・すごく臭い:Merc(マーキュリー)
その他
・お腹が痛くて動けない:Bry(ブライオニア)
・痛みは無く、便がうっかり出てしまう:
Chin(チャイナ)
Sulph(ソーファー)
Stram(ストロニューム))
・肛門がヒリヒリ痛い:Ars(アーセニカム)
・吐き気がある:
Ars(アーセニカム)
Ip(イペカック)
Nux-v(ナックスボミカ)
・熱がある・風邪のような症状もある:
Acon(アコナイト)
Bell(ベラドーナ)
Ferr-p(ファーランフォス)
Puls(ポースティーラ)
・下痢や嘔吐があるのにすぐに食べたがり、食べるとまた下痢に:
Chin(チャイナ)
このようなことを観察してみてください。
観察の力がつくと、レメディ選びもぐっと楽になります^^
次回は、下痢のときによく使うレメディを紹介していきます!
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